前航空幕僚長の田母神俊雄氏の論文を読んだ
Excite エキサイト : 政治ニュース
彼の論文はネットでも読むことができる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081106-00000514-san-pol
かなり過激な論調で
個人がこういう意見を主張するのは自由であるが
論文自体にも防衛省航空幕僚長の肩書きが記されている
終始日本の戦争の合理性をといて
先の世界大戦での日本の侵略にたいする
正当性を彼は主張している
公人、それも防衛省の幕僚長が
公に主張するのは大いに問題だ
色々な事情があるにせよ
日本は戦争に負けたわけで
その時点でどんな主張をしても
単なる負け惜しみになってしまうだろう
論調としては終始一貫していて
読むほうとしてはわかりやすい論文だ
確かに日本人は戦争に関して
卑下している部分もあり
他国に対して言動も控えめである
戦争の責任もかなり過大に
負っていると思う部分もあると思う
ただこれも戦争の敗戦の負う所
仕方のないことかもしれない
彼の他に70人以上が
この懸賞論文に応募しているようで
これはまさに組織的な犯罪のようなもの
彼の処遇も本来は辞職勧告等で
退職金を受け取れる立場でない
彼は確信犯であるから
自ら辞職をすることはない
よって位を下げることにして
定年の措置をとったわけで
そういう意味で今回の処分は仕方のないところもある
ただ本人の意識がこうなっている場合は
なかなか簡単にはうんとは言わないだろう