株安が止まらない、今日はとうとう日経平均が12000円を切る事態になった
Excite エキサイト : 経済ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080317-00000918-san-bus_all
米国の住宅サブプライム問題が発端で
アメリカ景気の先行きから
全世界に株安が進んでいる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080317-00000003-yom-bus_all
だが日本の株安は他の諸国に比べると
異常ともいえるほど下がっている
今日当たりは円高が進んでとうとう96円台に
この影響で日本の輸出企業に悪影響が出る
という懸念から株価にも影響を与えているようだ
12000円を切るのは2005年8月10日以来
二年三ヶ月ぶりの数字である
昨日の朝のニュース番組の評論家の中には
株価は10000円台になる可能性を示唆している人がいたが
どうもその可能性は高そうだ
現在日本の株価のキャスティングボード゙を握っているのは
海外の投資家で、この株安は単にサブプライム問題とは
片付けられないだろう
政治の世界でも、この株安には何にもできない
日銀総裁も決まらないようでは
海外投資家が投資を増やす可能性はかなり少ない
現在の低金利では確かに
金利を下げるという有効な手段はできない
ただ黙って見ているだけでは
株が上がる可能性はない
これから石油や鉄という
原材料が高騰をはじめ
間違いなく物価は上がっていくだろう
物価とともに株価が上がっていくようなら
問題はないのだが、原材料の上昇は
そのまま製品に転嫁できる状況ではないので
日本経済も混迷を深めていくことになるのだろう
いまの円高が円が強い為の円高なら
まだいいのだが間違いなく
ドルが弱い、ドル安から来る円高で
他の通貨に換算すれば
必ずしも円高に振れないこともある
このままいけば現在の基準通貨としての
ドルの下落はますます進んでくる可能性もあるだろう
過去には大統領選挙の年は
アメリカの景気が良いと言われたこともあったが
今年はそういう風にはなりそうもない
このままいくと90円を切って
85円まで一気に行ってしまうかもしれない
日本企業もこのドル安で
現在の外需中心のシフトから
内需を少しでも増やして
ドル安などの状況に対応できる
経済システムを考える必要が有るのだろう
新しい発想で動けば
色々な可能性はあると思うのだが