男性であるがゆえか
審ちゃんは女性が大好き
だが一般の女性と恋に落ちることも多くなく
スキンシップをとるのは
玄人肌の女性ばかりというのが実態である
そんな審ちゃんも恋をすることがあるようで
その恋の話をしてみよう
そのお相手はとある地方銀行の窓口の担当
審ちゃんは資産はあるので
1千万単位で投信を買うこともあるようで
銀行の担当者にとっては
優良顧客であることは間違いない
窓口担当の女性のうち
彼のお気に入りは二名いた
その話を聞くたびに
「電話番号聞いたのか?」「デイトに誘ったのか?」と私はい突っ込むのだが
彼曰く、もしも誘われなかった片方が嫌な気持ちになったら困るので
誘えないと小学生のような発言
「なら両方とも誘えばいい」といってもしっくりいかない
自分が傷つくのが嫌なのだ
窓口の女性が自分に対して優しく接するのは
お客だからという理解が全然足りないのである
誰にもそういう恋はあったが
普通はもう卒業、営業の対応を恋に勘違いすることはない
彼女らと話すために
彼は投資信託を買いに何度か足を運んだ
世間話をするようにという.私のアドバイスに
彼は、投資信託が下がっているからいけないという
彼はいい格好をしたいのである
そうでなくて下がったら下がって
下がって残念だねという会話をすればいい
その応用が利かないのである
結局その一言世間話がいえないために
彼は銀行に行き投資信託を買うとい繰り返し
その努力には多少敬愛はするも
その感覚は小学生に近いかもしれない
そんなことをして数ヶ月が過ぎてしまった
そうするとお気に入りの一人が窓口からいなくなってしまった
もう一人の女性にその理由を尋ねればいいのに
彼女が変にかんぐるのが嫌だといって
結局聞けずじまいの審ちゃんなのである
だがこれがと劇的な事件の前兆なのである