ホワイトソックスのホームであるUSセルラーフィールドに到着
駅を降りると目の前が球場だ
どこの球場でもそうだが球場に近付くとチームのユニホームや帽子を身に付けるファンが多い
そのユニホームは選手の人気のバロメーター
ホワイトソックスはOZUNA KONERKO THOMEなどのユニホームが目立った
井口のユニホームも一人だけ着ている子供がいた
門を入ると何度かかばんの中身をチェックされた上
入場券を購入
どうも販売の仕方が釈然としない
内野席は売り切れで外野席の入場券を購入
今日は月曜日ということで入場券も少し安いようで
そのあたりの理由もあるのかもしれない
SOLDOUTと言われたのだが中には入れるようで
そのまま入場する
今日の先発はガーランド
井口も二塁二番で先発出場
それにしてもホワイトソックスの打線は好調のようで
八番のURIBEが247、九番のANDERSONが225
それ以外はみな二割9分以上の打率で
高打率の打者がこんなに多いのなら投手も楽だし
好調も当たり前のようである
外野席に適当に腰掛とりあえず一杯
日本と違ってセキリュティ上の都合もあって
一切ビールは持込が不可
中に入るまで二度くらい鞄の中身を見られる
外野席が自由かと思っていろいろ見ていると
席の番号を持って着席している人を発見
基本的には指定席のようである
我々の席はいわゆる立ち席で
スタンドの後ろのスペースでみるような券だったのである
仕方なくその場所でしばらく観戦していたのだが
見えづらいのと疲れるとので
適当に空いている席を見て着席
券を持参している人が現れたら
後ろに戻る覚悟でいた
試合は投手戦の様相
三回までは0対0投手の踏ん張りで均衡が破れない
井口も一回と三回の打席に凡退
ここ二試合ヒットがない影響を引きづっているのかとの感じ
外野席には入れ替わり人が入ってくるが
空いている席に人が座る感じで
自分の座席を探しているような感じではなかった
四回の裏ホワイトソックスの打線が爆発
スタンドも大いに盛り上がり
隣のアメリカ人と握手をしたり乾杯をしたりで大盛り上がり
井口の打席の時には
我々が日本人であることがわかり
それでまた盛り上がり
井口がタイムリーを打って
事なきを得たが、井口が凡退をしたら罵声を受けていたかもしれない
結局この回は八点が入る
試合もこのままリードをホワイトソックスが守り
12対2で勝利スタンドも俄然盛り上がった
こちらの人は本当にビールをたくさん飲む
量というか勢いが違う女性もしかり
そのあたりは驚くところだ
友人と松井の話をしているときに
ヤンキースと発言したら
この隣人はすぐさまに反応
お前らはヤンキースのファンか?
という目でわれわれの事を見るので
もちろんホワイトソックスのファンだと主張
険悪な空気はすぐにも淀んだ
そういう意味ではヤンキースは日本のジャイアンツに近い感覚があるのかもしれない
座席も結局そのまま座り続けてゲームが終了
熱烈なホワイトソックスのファンに囲まれながら
楽しい時間を過ごした
終了後今度はホテルに戻ることに
シカゴにきたのだから途中で黒人のブルースが聞ける店によって見る
入場料払って席に着く
あとは飲み物が別料金ビールを一杯注文
座席は一杯、ステージにはベースとサックスドラムの奏者が
ピアノがあればまさにジャズバンドという感じだ
ボーカルの60過ぎ位のおじさんが凄かった
心に響くパワーというのであろうか
これが胸に響いた
音楽を聴いて感動することはあまりないのだが
私にとってはどれもはじめての音楽だったがとても心に響く夜となった
一時間半くらい演奏を聴いて
彼らが楽器を片付け始めたので席を立った
出るときはリーダーらしきボーカルと堅い握手を交わし退席
いい夜だった
その後セブンイレブンによって
夜のワインとビールつまみを買ってホテルへ向かう
お酒を飲みながら心地よい眠りにはいった