パロマ工業の湯沸かし器事故を受けて
東京ガスが旧式の湯沸かし器を下取りすることを明らかにした
Excite エキサイト : 経済ニュース
管内には風呂釜が63000台湯沸かし器が235000台あり
30万台とすると一台あたり3万円というところだろうか
ただ撤去するのには人の手も必要なので実質は2500円くらいの計算なのであろう
撤去すれば当然新規に新しい機種を取り付けるわけで
新聞の情報によると標準価格の半分以下ということである
私は住設機器を卸していたことがあり
現在の価格の現況も心得ているが
単体でガス給湯器を購入した場合
卸価格は間違いなく3割をきっていると思われる(機種により違いはある)
東京ガスのような大量で買い付けるところは当然安く商品を購入できるだろう
定価は十万として
二万で仕入れて五万で売れば十分元は取れるというビジネスなのである
最近の住宅はそうでもないが
古い集合住宅などではどんな機種が使用されているかのデーターは
少ないので、そのデーターを集める良い機会になる可能性がある
マンションなどの集合住宅には普通マンションごとに
水栓や給湯器などは同じ機種が使われることが多く
使い方も、使用状態等も似ていることから
同じ時期に同じ機械が故障することが多いようで
ある部屋を修理すると
近隣の部屋も同じ修理を行うことが結構あるようで
そういう需要も計算できるのである
本来はメーカーが自主的に交換するのがという意見もあるだろうが
メーカーが交換した場合には
ユーザーはお金を払わないし払う義務も無い
そこを東京ガスが行うところが味噌なのである