ドーバー海峡を越えた黄色いユーロスターは
イギリスの街並みを走り抜ける
とはいってもフランスとイギリスで特に車窓の景色も変ることはない
ロンドンのウォータールー駅に到着することになるのだが
目的地にヨークに行くにはキングクロス駅から
どの駅も地下鉄でつながっている
これはパリあたりと変わらないところである
駅に到着すると
もう入国も済ませているので
特に何もすることも無くホームに下りる
まだヨークに向かうには時間も有るので
ロンドン市内を観光することにする
まずは町の中心ピカデリーサーカスへ
ロンドンではサーカスやスクエアーという駅が多いが
これはどうも広場とか交差点とかの意味のようである
ロンドンの地下鉄の案内は
路線の名前と北行きとか南行きとかの方面で
案内が出ているので非常にわかりやすい
確かに比較的馴染みやすいということもあるが
パリで目的地を探すより断然早かった
さすがここはロンドン一の繁華街
オックスフォードサーカスまでの通では
日本でも有名なブランド物の直営店が目に付く
テロがあったのもこの駅だが
流石にその名残はどこにも感じられなかった
同行の友人が流石に半袖で寒さを感じていたので
GAPで長袖のズボンを買っていった
明日の午後はヨークの競馬場なので
社交場としての競馬場の為
長袖が必要なのかもという理由もあった
色々な店でウインドーショッピングをしていたが
ロンドンは少々物価が高いなと感じた
弟が2年くらい住んでいたのでいくらかは話には聞いていた
それと美味しい食べ物もあまりない
私が学生時代にロンドン来たたときも
ステーキを食べたら何も味が付いていなかったことに驚いたり
誰に言わせてもそういうので
今回はどんなものが出てくるのであろうという興味もあったりして
特に何が食べたいというのがあるわけではないけど
アルコール類さえのめれば基本的にはOK
でもなかなかそう手ごろな店はない
オックスフォードサーカスについて
少し裏を歩いていると
スーパーや本屋もあったりして色々のぞいてみる
どの国良いってもそうだが
スーパーや市場を見ると
その国の食糧事情がよくわかる
どういうものをいくらで食べているか
これは結構楽しく
観光地を見物するだけではわからないお国事情である
リーズナブルという点もあるが
お土産は私はこういうスーパーで買うことが多い
外すことはあっても話題性には欠かない
その国の人たちが使っているものを味わうのも
帰国後の楽しみの一つでもある
スーパーをでて暫く歩くと
ファーストフードっぽいカレー屋をみつけた
飲み物もいくつかあったのでここに決めて昼食を取る
カレーを注文をしてビールを頼んだがどうも反応が悪い
メニューにあったのはノンアルコールビール
店員が外で買って来るようにという反応だったので
さっきのぞいたスーパーまでひとっ走り
やはり辛いものにはビールが旨い
驚いたことに期待以上の味だった
また食べたいというほどではなかったけれど
食べられないというものではなかった
その店を出てヴィクトリア駅に向かった
駅の近くにウエストミンスター寺院を目指す
駅から程無いところにあるようだが
地図の見方が悪いのかなかなか見つからない
建物を結局ぐるっと回る感じになる
近くで見るとそんなに大きな寺院ではないようだ
続いてバッキンガム宮殿へ
中を見たり資料室もあるようだが
そこまでの興味も無く時間もなかったのでパス
門の衛兵を見て写真を取って終了
公園で腰掛ビールを一杯
近くの公園を歩いてビッグベンに向かう
ビッグベンはテムズ川沿いの国会議事堂の時計を言うのだが
流石に人が多い
写真を数枚とってあとにする
あとは地下鉄に再び乗車
ヨークに向かうべく
キングクロス駅に向かうところになった