万城目学原作のプリンセストヨトミを109シネマズ川崎で見てきた
プリンセス トヨトミ | ウーマンエキサイトシネマ
原作は読んでいないので
そのワクワク感もわからないが
原作を読んでいなければわからない伏線もあったのだろう
会計検査員をを舞台にしたのもなかなかいい
実際どの程度国の他の機関と独立しているかは
意見もあるところだろうが
建前としては映画の設定通りで
こういうことは有りうることだと思う
原作では男性の設定のようだが
鳥居役の綾瀬はるかがいい
街を胸を揺らせ走る場面や
のー天気でありながら
大阪の食べ物をとことんまで食べつくす
そんな場面もこの映画の良さだろう
大阪国の幹部として真田、長宗我部はでてきたが
蜂須賀組もその中に入れて欲しかった
歴史の事実を背景に
現代に微妙な変化を与えるファンタジー
史実と現代を結ぶ上でもとても楽しい話だ
松平がなんでそういう名前か
また大阪国の話を使えられなかったことが
微妙に背反している気もするがそんなに気にすることもない
この映画のテーマは父と息子で
現代では忘れられている関係を
思い出させることが一番の主題なのだろう
私の父ももう在命ではないが
会話は多くはなかったが
それなりに色なりの話をした
それは生きる上で役に立っていることが
多いと最近思っている