審ちゃんはジャズのミュージシャンにでも
憧れていたのだろう
かつてサックスを持っていて
それで音楽教室に通っていた
最近になってまたそれを購入したらしい
どういう理由でそれを始めたかわからないが
当然よこしまな気持ちであるには違いない
前に教室をやめたのも
どうも先生に進歩がないのを
進言を受けての結果のことのようで
教室を変えたところで
そんな簡単に進歩するわけはない
先月の役員会で
忘年会のときにそれを披露すると
爆弾発言があった
忘年会の前に二次会の下見に
幹事に連絡先と場所を聞いて現地に向かう
ところが二次会で使うような店だから
そんなに早い時間にやっているわけはない
仕方がないので幹事の名前で
その店のママに連絡
すると近所のママの行きつけの店に
開店まで待機して欲しいとの話
二次会の幹事の話なら
聞かないわけにいかぬというわけ
その店で数時間過ごした後
お目当ての店に到着
その時点で彼は
サックスを吹くことができるかを
その店にて確認
最初からその話をしていれば
そんな大げさな話にならないのだが
二次会の店でも結局
お金を取ってもらえず
そのまま自宅に帰宅した審ちゃん
翌日うちに来ていつものつまらない相談
「サックス吹かなきゃいけないかな?」と私に仕向けるも
私は「準備の予定もあるんだし、吹いた方がいいと思う」
と進言も、結局どこ吹く風
もうサックスを吹かないことは決めている様子
それでは相談になるわけがない
当日サックスを準備してなかった審ちゃん
来月の賀詞交歓会で披露と発言があって
その間にまた教室に行って
練習するとのこと
ただ短期間で上達するわけもないし
またどんな言い訳が出るか楽しみだ
これはあくまで予感だな
審ちゃんの話を総合すると
かなり演者としては低いレベル
審ちゃんの一ヶ月の練習したレベルより
私が一日練習しただけのサックスのほうが
音楽としては上ではと思っている