今日の日本経済新聞の企業欄
技術ウォッチの記事によると
インフルエンザ等に予防するためのワクチン
現在は注射針を使っての接種が一般的だが
久光製薬等が皮膚に貼る新タイプの
開発を急いでいるらしい
記事によると久光製薬と
化学及び血清療法研究所(熊本市)が開発
1cm角のシール状のワクチン
長さ数百マイクロメートル(マイクロは1000万分の1)の
超微細な突起が千本程度でており
腕などに押し付けてるように張るこれで終わり
短い突起は皮膚の中までしか入らず
神経にも達しないので痛みはほとんどない
ワクチン効果も高く注射器に比べて
事故の心配も少ないという
方式は若干違うが
バイオセレンタック(京都市)の会長で
京都薬科大学の高田寛冶教授と
国立感染症研究所も共同で
張るワクチンを開発している
いいことずくめの商品だが
実用化には医薬品として承認をえる
高いハードルがある
安全性に配慮した生産設備も必要
人間に直接関わる商品だけに
認可に時間がかかるのは
ある程度仕方のないことだけれども
技術はどんどん進化しているわけで
既得権にこだわらず
新しい技術をどんどん取り入れられる
そういう社会にしなくてはいけない
新型のインフルエンザを接種する場合にも
この新しい技術は有用で
ワクチンも効果的に配布できるようだ
何より注射をしないで接種できること
これは子供たちには朗報だろう
注射で泣いたり嫌がったりする子供は
いつの時代にも多く
大人でさえ注射を好きだという人はあまりいないとおもう