社会保険庁の年金着服問題、9市町のうち5市町が告発しない方針が明らかになった
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社会保険庁の年金着服問題
刑事告発を求められた9市町のうち
5市町が告発しない方針であることが明らかになった
告発は東京都日野市のみで
北海道様似町に加え、宮城県大崎市、群馬県大泉町、三重県鳥羽市が告発をしない方針
秋田県男鹿市、福島県田村市、愛媛県新居浜市が態度を保留にしている市である
告発しない市町の理由は様々だが
本人が死亡している(様似町)、など理由は様々のようだが
一度懲戒処分などをしており
告発はなじまないという考えをしているところが多いようだ
確かにこれも一理あるとは思うが
年金着服問題の再犯を防ぐ意味では
これくらいをしないと見せしめにはならないと思える
年金着服問題に関しては
桝添厚生労働大臣が強く意向も打ち出しており
社会保険庁も、各市町村が告発をしなければ
自ら告発をする準備もあるようだ
今回は公務員の着服問題が
年金に比重が置かれ表ざたになっているが
年金以外の公金の着服問題を
一度調査する必要があるだろう
公務員同士の、お互いの傷をなめあう
日本的な同胞に対する思いやりも
こういう事件の温床にある
公務員は我々の支払われた税金で
国民に奉仕する公僕でなければならない
公務員に色々な決定権が生まれ
そこに癒着ができ
私物化していくその根本的な構造をどこかで変えていかなければならない