12/7日国土交通委員会で、イーホームズ藤田氏、アトラス設計渡辺氏、日本ERI鈴木氏に質疑応答が行われた
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渦中の姉葉元建築士と総研の内河所長は健康上の理由のため欠席した
事件を告発した渡辺氏は構造計算の偽造は「見てすぐ気付く内容と」発言
検査機関のイーホームズ、日本ERIとは対照的な発言をした
偽造に最初に気づいたのはアトラス設計のようで
その事実を日本ERIに告発したところ
その事実を隠蔽
次にイーホームズに告発したところ
それが国土交通省により発表されたという経過をたどるようだ
日本ERIではどのような形で隠蔽されたかは
今後の経過を追ってみなければわからない
彼は本来はある意味ではヒーローなのだが
あまりそういう目で見られることはないそれはなぜなのであろう?
彼はこれらの偽造物件の設計には直接かかわっていないようである
たまたま知り合いの建築関係の人間から計算書等を見る機会があり
そのときに偽造を発見
彼はその物件を設計したり監理したりする当事者でないことから
偽造を直接改善させる義務もなく権利もない
彼にあるのは同じ建築士としての社会的責任だけである
これを行使するのは
検査機関に告発するかマスコミへの公開であろう
業界だけでなく日本の社会では告発という
内部の指摘を非常に嫌う体質があり
マスコミへの発表などで自分の名前が出ることは
名前は売れるかもしれないが
直接仕事につながらない可能性が大きい
取材などで余計な時間が取れることも大きいであろう
売名行為を望んでいるわけでもなく
それもあって彼はこういう方法をとったのであろう
リクルート事件における楢崎氏みたいなものなのかもしれない
姉葉氏、篠塚氏、内河氏、木村氏、篠塚氏の4人の証人喚問が
14日に行われることが決まった
事実関係が早く明らかになってほしいとは思うのだが