「あやしい彼女」は韓国の映画のリメイクだが
映画を見る限り微塵も感じない
73歳のオバーチャンカツ(倍賞美津子)が
突然若返り自分の孫とともに
自分が青春時代だった昭和の歌を歌うことで
スターダムに奈がっていく話
カツが若返った節子を演じていた中には
いつも当然カツがいて
それがよく感じられた
唄やその他を通して昭和の郷愁がぷんぷん
節子が次郎に生け取られるシーンは
大いに笑ってしまった
節子の髪型がそうだがローマの休日も伏線になっていて
若返りを終える決意もそこに現れる
多部の歌唱は小林武史の指導もあるのだろうが
ハスキーな声がとれも唄にあっていて
心地よい聞きごたえ選曲も彼女にあわせて
映画が作られたのかもしれない
小林賠償ともに多部には大きな丸を上げたい