僕と妻の1778の物語を109シネマズMM21で見てきた
僕と妻の1778の物語 | ウーマンエキサイトシネマ
妻が余命一年と聞かされたSF作家に
SMAPの草彅剛、
SMAPの中でも当初は一番影が薄い存在だったが
このシリーズを始めてから
俳優としての存在感が抜群に増した
いわゆる草食系で生きるのが不器用
だけれども真摯で一本気な青年役は
彼のはまり役なのだろう
彼と重なる分も多いのか
見ていてとてもとても共感を覚える
今回の役もSF作家としては
完全に一本立ちできない
妻が金融機関に勤めることによって
その生計を立てている青年役だ
妻の余命を聞いて彼女に
小説を書くことを思いつく
それもエッセイでない物語だ
最近自分自身も印税生活を少し意識してか
小説や映画を見ていても
いわゆる作り手や書き手の立場で
作品を見ているときがある
この映画では自分がこういう立場で
小説を書けるかということだ
エッセイは結構引き出しは多いので
毎日書くことはそんなに難しいことではないが
小説を毎日書くことは大変な作業だ
この映画ではその小説の中身にも
大変興味があった
映画の中でその小説がいくつか公開されていたが
SF作家らしい作品でとても興味深い
草彅剛の真摯な姿が印象的だったせいか
悲しい物語でも涙する人は少なかったようだ
ストーリー的には波乱万丈はないが
主人公の一途な思いがよく伝わった
悲しいかなこれが女性と男性が逆なら
男性の子を宿すという
命をつなぐ解決方法もあるのだろうが
これも悲しい男の性であろう